がん「標準治療」こそ最先端!
と言う見出しの記事が載っていた。
少し前の新聞。
主な内容は以下の通り。
・「標準治療」と言うのは「並」の治療ではなく、考え得る最良の治療である
・「緩和治療」は治る見込みがない人が受けるもの、ではなく、生活の質の向上を
目的として最初から取り組まれる治療である
・その他、がんでよくある勘違い(治験は高額ではない・「=仕事を辞める」ではない、など)
ぜひ、ご一読を。
ところで、がん保険でよくある宣伝文句「がん治療の先進医療もカバー!」。
この「先進医療」と「標準治療」、何が違うんだろう?
先進医療をとあるがん保険のページからたどってみると、おおよそこんな感じ
(おおよそです、端折ってますよ)。
「陽子線治療」270万円(保険適用外)
放射線と異なり、病変部で止まる陽子で病変を制御しつつ副作用を低減!
「重粒子線治療」309万円(保険適用外)
光の約70%の速度で陽子の12倍の質量を持つ炭素イオンを照射、がんを
ピンポイントで破壊!
体の深部のがん、例えば肺や肝臓の中とか、脳などの固形のがんを退治するには
よさそう。一方、悪性リンパ腫のように、からだ中に広がっているものには
標準治療で十分、かな?
ま、がん保険入ってないし、お金もないので、どっちみち受けられませんけどね。