悪性リンパ腫の、身もフタもない話

悪性リンパ腫です。→それ、いくら払ったらいいんですか?

まずやってみる派(後編)

 麻雀に挑戦


息子 「わぁ、まーじゃん買ったの!?」

 

息子は本当に感情豊かに感動してくれる。

ワクワクしている息子を見て、決断は間違っていなかった、と確信した。

あとは、ちゃんと教えてあげなければ。

 

小1の娘を巻き込んで二人に麻雀を教えはじめてみた。

しかし、ルールが複雑だから一発で理解させることはできない。

 

少し説明したところで「こういう風に積んで、順番に取っていくのだ」と言うことを伝えた。

すると、

 

息子 「わかった、やってみよう」

会長 「いやいやいや、まだ早いって、役も分からんやろ」

息子 「やく?」

会長 「どうやったら上がれるか、分からんやろ」

息子 「でもいいから、一回やってみたい!」

 

言っても分かってないし聞かないので、とりあえずやってみることにした。

やってみたら、理解していないことが分かるだろう。

 

まず説得し、牌を隠さず、全員見えるようにして教えながら初めてみた。

 


しかし…、一生懸命、説明するのだけど、順子(シュンツ)とか刻子(コーツ)とかの概念も知らん、頭の対子(トイツ)も聞いたことがない、って状態でゲームが成立するわけがない。

 

それでも息子はノリノリだ。

ルールは理解していなくても何となく牌が揃っていくのが楽しいようだ。

 

娘はストレスが溜まっている。

ルールが分からないのに何をして良いのか、混乱は深まるばかり。

眉間にしわが寄る。。

機嫌が悪くなる。

 

ちゃんと教えて欲しい、と主張する娘。

とにかくやってみよう、とやりたがる息子。

 

とうとう娘がブチ切れた。

 

娘 「こんなんわからん!」

 

やばい、面白くないと思われたらメンツ(メンバー候補)が減ってしまう。

 

何とかなだめて、一つずつルールを憶えていくよう、促した。

 


その夜、夫婦の会話


会長 「息子はルールも知らんくせに、やってみよう!ってすごいわ。俺には無理やわ。」

妻  「そうなん?」

会長 「娘はルールを知ってから始めたいみたい。私に似てるわ。ちゃんと理解してから行動する派」

妻  「息子は私に似たんやわ。私も、まずはやってみよう、って思う方やから。まずやってみる派」

 

そう言えば昔、妻も即決で仕事を辞めて、私の住んでいた大阪に単身、引っ越してきたなぁ。

 

麻雀を教え始めてからまだ3日。

1年後、くらいには真剣勝負ができるようにしてみたいなぁ。

そうしたら、父(子供たちの祖父)も交えて3世代対決もいいなぁ。

夢は広がる。。

 

翌日の話

会社に出勤して、パソコンを立ち上げたら、妻からのLINE、携帯を持って出るのを忘れていることに気づいた。

彼の行く末が心配。

 

 

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