10月30日の新聞記事
地元紙、大分合同新聞にこんな記事が載った。
2020年10月30日 大分合同新聞『リアル宝探し』を成功させたい 中津市本耶馬溪町の挑戦
「リアル宝探し」と言うイベントに参加したことはありますか?
謎を解くことで明かされる、街中に指定されたポイントをオリエンテーリングの
ように廻り、そこに配されたキーワードを集めてさらに謎を解き、最終目的地を
目指す、と言うようなイベント。
主に地域活性化やイベント施設の集客のために企画されるこのイベントが大好きで、
関東に住んでいた時分は、そんなイベントがそれなりの頻度であり、見つけては
謎解きを楽しんだものだった。
九州では珍しく、今回は大分県内の中津市、耶馬渓を舞台に開催される、と言う。
元々、祭りを開催する予定だったが、三密を避けるため、分散型であるこの謎解き
イベント実施の運びとなった。私の影響を受け、我が息子も謎解き好きに。しかし、
関東と比較し九州ではイベントが限られており、なかなかチャンスは巡ってこない。
もちろん、行かない選択肢はない!
ちなみに、謎解きイベントはこの、「リアル宝探し」と「リアル脱出」が老舗。
謎解き好きにはたまらない情報満載、関連サイトはこちら。Webや書籍版もある。
リアル宝探し(タカラッシュ!)
リアル脱出(SCRAP)
いざ、耶馬渓
まずは、宝探しのための地図(パンフレット)を手に入れなければならない。
とりあえず、耶馬渓に行けば観光案内所などに置いてあるだろう、と言うことで
現地に向かった。耶馬渓は初訪問。
大分市内から高速道路で30分ほどで中津ICに到着。高速道路を降りてみると
「道の駅なかつ」が近くにあった。ここで地図をGet!
中を開いてみると3つの謎が。→問題を拡大
ちょっと息子には早い(難度が高い)なぁ。
宝探し担当の息子は妻・娘と共に、道の駅内探検に出かけたので、謎解き担当の私が
謎を解いて目的地を明らかにすることに。探索範囲はこちら↓。
謎一はスマホを使って・・・。謎二は簡単。謎三はちょっと考えないといけない。
(ちなみに、息子は特賞の Nintendo Switch が欲しくてたまらない)
・・・15分ほどで三問を解いて、車で各地に向かう。
現地にはキーワードが掲示されており、それを全て集めると最終問題が出来上がる。
問題の解答や詳細はネタバレNGなので割愛。
最終問題を解いて、、
←みごと「美しき宝」を発見!
宝を発見したら、報告所で発見報告をして完了。
息子は真の宝(Nintendo Switch Lite)を手に入れることができるのか?!
結果は忘れた頃に。
合い間に観光
今回の謎解きの元となった、禅海和尚(ゆるキャラ「禅海くん」のモデル)。
彼は「青の洞門」と呼ばれるトンネルを掘った和尚さん。そしてその像。
昔、この川沿いは切り立った岩山で通行の難所とされていたそうだ。
渡り切れなかった人や牛馬が命を落とすことに心を痛めた禅海和尚は、昔の悪さの
罪滅ぼしにトンネルを掘り始める。そんなことできるわけがないと笑っていた住民も
そのひたむきな姿に心を打たれ、最後は皆で協力し、30年かけてトンネルを掘り
切った、と言う。
菊池寛の「恩讐の彼方に」の元となったお話。小説は史実をちょい盛りしている、要確認。
昔の人はこの岩山沿いを歩いたそうだ。
まさに、命がけ。
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