悪性リンパ腫の、身もフタもない話

悪性リンパ腫です。→それ、いくら払ったらいいんですか?

2022年10月26日 治療2日目 懐かしい朝焼け

懐かしい朝焼け

朝、3時に目が覚める。

一応、トイレに行って、再びベッドへ。

なかなか寝付けないなぁ、といつのまにか寝て、再び起きたのが5時前。

いつもの気象時刻は4時30分なので、これ以上眠たくもない。

 

病棟のFree Wi-Fi はエリア限定。

6階の食堂が対象エリアで、調べてみると24時間開放、もう活動開始だな。

 

と言うことで、電源が確保できる席を探してブログを書こうか、とネタ繰していると。。

6階食堂からの朝焼け、懐かしい。

 

そう言えば、2年前に入院したのは10/2~10/25、今日は10/26。

だいたい同じくらいの朝焼けだね。

昨日もそうだったけど、入院日和だよ。←なんやそれ

 

朝一番、昨日からの休日のワークフローを申請し、私に届いたメールを整理して上司に引き継ぎ、近々着工の受注案件の情報を現場に引き継ぐ会議の資料を上司に共有して一旦、お仕事終了。

あとは朝食までブログをポチポチ書いてもうすぐ8時。

 

食事前に体重測って81.1kg、700g減。

 

食事まとめ

食事は8時・12時・18時の3回。まとめて紹介。

 

10/26朝 ごはん・おかか和え・納豆・味付け海苔・味噌汁・牛乳 542kcal

 

やっぱり、朝は手抜きだなぁ。2年前も書いたけど、牛乳の代わりにおかず1品増やしてほしいわ。ごはんが余る。。味は想像の範囲内。

 

10/26昼 ごはん・鶏肉のごまだれ焼き・南京の煮付・フレンチサラダ・ピオーネ 611kcal

 

温かいものと冷たいもののメリハリが効いててGood! 納入業者が変わったんだろうか。鶏もぱさぱさではなくしっとりしていて油が染みてうまかった。フレンチサラダはシャキシャキ。特に紫玉ねぎが新鮮で甘い。美味しくいただきました。

 

10/26夕 五目炊き込みご飯・さわらの塩焼き・春雨甘酢・とろろ昆布の清汁 540kcal

 

五目炊き込みご飯、食べ応えあるのにあっさりしていておいしかった。さわらもふっくら焼けていて美味。大根おろしにカボスを絞って、付属の醤油、ではなく自宅から持参したしょうゆで美味しくいただきました。春雨甘酢は汁まで飲んでしまった、OK!

 

治療

点滴の開始は点滴の薬剤が届いてから。

通常、10時に届くようなので、食事が終わって10時まではまた食堂でパソコンポチポチ。

 

ベッドに戻って10時15分くらいに点滴開始。

今日は15時からの1番風呂に入りたいなぁ。

と思いを込めて14時45分に無事終了。

 

ルート確保済みの点滴2本だけなので書くことないですわ。順風満帆。

 

風呂

15時ちょうどに風呂に入ると1名、先客がいた。

体を洗うのに時間がかかりそうなおじいさんだった。

『わたしがさっさと洗ったら一番風呂は入れるなぁ。。』

そう思ってごしごし洗っていると、もう一人おじさんが入ってきた。

 

そのおじさん、前をさっとあらったら、体に掛け湯をしたのかしてないのか、あっという間に湯船に入ってしまった。

 

『ええぇっ・・・!』

 

せっかくの気持ちいはずの一番風呂が…。

 

温泉じゃないですけど、公共の湯の常識ってどうなんですかね?

私は洗ってからは要るのがマナーだと思うんですけど、たまに掛け湯のみで先に入ってあとから洗う人も見かけます。

 

と言うことで、調べてみました。

 

読み込んでみるとこんなことが分かった。

 

・現在、掛け湯派と体洗う派では、やや、体洗う派が多い、拮抗している

・体洗う派は清潔な若者世代が多い

・昔は掛け湯のみで入るのが常識だった

・掛け湯の意味は、体をきれいにするためではなく、温度に均すため

・「温泉」の場合、先に体を洗うと角質が落ち、温泉の成分に負けてしまう可能性がある

・掛け湯で入り、湯船で体の角質を浮かせてから体を洗うと良く落ちる

・マナーは時代とともに変わる

 

私の意見としては、下半身は必ず洗い、掛け湯で汗くらいは流してから入って欲しい。

まして、ここは温泉でも銭湯でもなく、病院の風呂。清潔感には配慮して欲しい。

 

っても、こんなの調べなきゃ分からないだろうから病院側で指導してくれんかなぁ。

 

読書

この日は何度かとぎれとぎれ、半日かけて読みかけだった大河作品を読み終えた。

 

宮本輝氏の流転の海シリーズ第9部「野の春」

これは宮本輝氏の父を主人公とした自伝的大河小説の完結編。宮本輝氏の作品が好きだったことがきっかけで第1部の「流転の海」を手にしたのが始まり。

主人公、熊吾の破天荒な生き方から、50歳にして我が子を授かり、その子(モデルは宮本輝氏自身)を20歳まで育て上げることを目標と定めた男の物語。堕ちても堕ちても力強く生きる姿、子を想い、自分の想いを伝え、良いも悪いも様々な経験を積ませたいと願う気持ちが、自身も父となった今、本当によくわかる。晩年の体の衰え、迫り来る死の間際まで、人のために世話を焼き、皆から愛された主人公の最後に立ち会い、涙が止まらなかった。今もまた涙がにじんできた。

自身の子供が大人になるまでに、何度も第1部から読み返す本になると思う。

 

一日が終わって

ブログを書いて、本を読んで、本当に贅沢な一日を過ごした。

ストレスとは無縁の入院生活。きっと、突発性難聴も治ることだろう。

 

消灯後、左耳の穴をふさいで右耳の耳元でフィンガースナップ(指ぱっちん)してみる。

なんだか聞こえてる気もするんだけど、それは骨を伝わってくる振動なのか、左耳がきっちりふさげていないからなのか、それは分からない。

 

昼間尋ねてきた薬剤師さんに聞いたら、ある日急に良くなるわけではなく、徐々に回復するので入院期間中に聞こえるようになった、と言うのはあまり聞かない、とのこと。

またそのうち検査するだろうから、それまではあまり気にしない方が良いのかもね。

 

 

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