悪性リンパ腫の、身もフタもない話

悪性リンパ腫です。→それ、いくら払ったらいいんですか?

2022年10月25日 突発性難聴 入院診療計画~治療開始

治療内容について

担当についてくれた看護師さんが看護計画と診療計画を説明してくれた。

 

看護計画

看護計画には、看護するうえでどのような問題点があるので、どのようなリスクがあり、何を患者の目標とするか、が書かれてある。

 

問題点 急性混乱リスク

リスク リスクとなる薬剤

目標  せん妄のリスク要因を把握し、予防・早期発見・早期対応し、せん妄を発症しない

 

せん妄とは「病気や薬剤の副作用などが原因で突発的に精神不安定な状態になる症状」で、その原因となる薬剤が今回投与する「ステロイド」と言うことのようだ。

 

以下、目標達成のための計画を、OP:観察計画・TP:援助計画・EP:教育計画 に分類し、それぞれの内容が設定されていた。

 

・・・これ、絶対コピペやんね。一応、読んどきます。。。

 

入院診療計画

要約すると、治療期間が8日間で、各日にどのような処置(薬剤投与)を行うか、それに対する注意点は何か、が書かれてあり、それを説明するためのシートであった。

 

【治療処置】

        1日目  2日目  3日目  4日目  5日目  6日目  7日目  8日目

ステロイド点滴 250mg  250mg 125mg  125mg 80mg  80mg   40mg    40mg

ボルベン輸液   ○   ○   ○   ○   ○   -   -   -

 

点滴が2種類あって、ステロイドは最初に250mg、それを8日間かけて徐々に落としていき、退院後は服薬治療を継続するようだ。

ボルベン輸液はステロイドがきつい間だけ投与される代用血液らしく、適正な循環血液量を維持するためのもののようだ。500ml

 

あとは、内服薬の処方の説明・院内は行動自由・入浴シャワー可などのチェック、医師から看護師へこのような指導を行います、と言うことの確認などが記載れていた。

 

ちなみに、後に知った情報で書くと、点滴の所要時間はこんな感じ。

 

【所要時間】

        1日目  2日目  3日目  4日目  5日目  6日目  7日目  8日目

ステロイド点滴  2h  2h  2h   2h   1h   1h   1h  1h

ボルベン輸液   2.5h  2.5h  2.5h  2.5h    2.5h  -   -   -

 

5日目まで拘束時間が長いなぁ。。

 

計画書を確認しましたよ、と言うサインをして説明終了、いざ、治療開始!

 

ルート確保

毎日の点滴のたびに腕に針を刺すのは身体的・精神的負担が大きい、なので、一度刺して確保した点滴の針(薬液の道筋=ルート)をそのまま維持して利用する、と言うのがルート確保。

 

最近、私の腕には梁が刺さりにくい。採血ルームの看護師さんは慣れたもので、新人でなければだいたい一発で決めてくれる。

血液内科の化学療法室の看護師さんも、点滴に訪れる人たちを相手にしているからか、だいたい一発で決めてくれる。

さて、今日はどうだろうか。

 

看護師「いつもどちらに刺してますか」

会長 「どっちも刺しにくそうにされてます、右でお願いします」

看護師「親指を握ってください。・・・ここあるかな?・・・こっちは深いなー。。」

会長 「・・・反対でもいいですよ」

看護師「じゃあ、一度見せてもらえますか」

 

左側を差し出し

 

看護師「うーん・・・」

 

あ、あかんパターンに入りそう。。その後、5回くらい左右の腕を交互に見て、

 

看護師「・・・(右腕を指し)ここにします」

会長 「いつも、深めに刺したら入りますよ」

看護師「そうなんですね。。」

 

グッと刺す、まだ痛くない、血は戻ってこない。

少し深いところを探ろうとする、ググっと針が進む。

あれ、そこはずれてない?

血の気配はない。

さらに進み、

 

会長 「・・・うっ」

看護師「・・・。」

 

さらに進めたその時、右手の中指から小指にかけて電気が走る!

 

会長 「うをおっ・・・!」

看護師「すみません、刺し変えますね」

会長 「お願いします」

 

神経に触れたのかな、結構痺れましたわ。

 

次は左手、刺したのはいいが、皮膚と肉の間を滑る感覚。

 

看護師「これ以上、深くは刺したくないです・・・。・・・すみません、交代します」

会長 「すみません」

 

私も申し訳ない気持ちになってしまう。

セットを片付けて引き上げる看護師さん、どういう気持ちなんだろう。

ポーカーフェイスの下に隠された気持ち。

悔しいのか、屈辱なのか、意外と何とも思っていないのか、もちろん聞くことはできない。

『ほんま、ごめんね。こんな血管で・・・』

 

さて、代打でやってきたお姉さん。

彼女もやっぱり何度か確認、右左右左右左右左・・・。

あれあれ、大丈夫?

 

代打 「・・・左に決めます!」

 

力強い宣言、決意を感じる。

結局、見つけにくい腕は諦め、手首に近い当たりで決定した。

 

代打 「行きます」

 

プス、と刺して0.3秒、痛みを感じる間もなく血が逆流。

そこは浅いのね。

 

左手首となったので腕時計をつけることができなくなってしまった。

ので、今は右手に付けている。慣れるかな?

 

点滴開始~食事~終了

結局、15時前くらいから点滴を開始して、2.5h+2.5hで約5時間、かかったかな。

薬の副作用とか違和感とか何もなし。良かったよかった。

 

途中、18時に食事の時間がやってきた。

 

10/25夕 ごはん・鯖のカレー風味揚げ・肉じゃが・もやしの華風酢物・椎茸の清汁 729kcal

 

お、さすが運びたて、温かいぞ!そして、サバ、めっちゃ油載っててうまい!清汁は薄いけど、まぁそんなものとして、肉じゃがも酢の物も味がちゃんとついてる(←期待値が低かったからか?)。

 

満足していただきました。明日からのご飯も楽しみだ。

食べ終わり、20時過ぎに点滴も終わって今日のお勤め終了。

 

消灯までの時間、読みかけていた本を読む。

消灯は22時。

自宅で子供を寝かしつけて寝るのと同じくらいの時刻。

 

今日は長い一日だった。

ステロイドの副作用に「不眠」と言うのがあるが、そんなものは関係なく、この日の寝つきは大変ようございました。

 

では、また明日。

 

 

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