ガザイバ投与まえに
今日はいよいよ、抗がん剤治療開始。
分子標的薬「ガザイバ」の投入だ。
その前に、アレルギーを抑える薬として、ステロイド剤「ソル・メドロール」が投与
された。
「ソル・メドロール」¥360
点滴で30分、その際、ロキソプロフェン錠とネオマレルミン錠を1錠ずつ、服用。
ロキソプロフェンは炎症や痛みを、ネオマレルミンはかゆみを抑える薬のようだ。
「ロキソプロフェン」¥9.8
「ネオマレルミン錠」¥5.6
30分で点滴が落ちきったら、いよいよガザイバ。
初めての抗がん剤。
体がどう反応するのか、ちょっとドキドキ。
ガザイバの段階投与
ガザイバはこちら。
点滴は、ガザイバ 40ml を生理食塩水 210ml と合わせた 250ml を投与。
最初はゆっくり、30分ごとに様子を見ながら段階的にペースを上げていくそうだ。
まずは、30分で 6ml (12ml/h)入れるところからスタート。
開始 0分
投与が始まり、ほどなくして顔がほてるような感覚に襲われる。
体の熱が上がっていくのが分かる。
と言っても、風邪のような悪寒はなく、ぽーっと上気する感じ。
気分は悪くない。
開始 30分 累積投与量 6ml
一度目の検温、37.3℃。
気分は悪くないので倍のスピード、24ml/h に上げる。
投与するうちに、顔のほてりは収まった。
体温はそのまま維持してる感じ。
開始 60分 累積投与量 18ml
検温、37.6℃。
この時の熱が最高で、これ以降は下降していった。
さらにスピードアップ、36ml/h に。
開始 90分 累積投与量 36ml
さらにスピードアップ、48ml/h に。
開始 120分 累積投与量 60ml スピードアップ 60ml/h
開始 150分 累積投与量 90ml スピードアップ 72ml/h
開始 180分 累積投与量 126ml スピードアップ 84ml/h
開始 210分 累積投与量 168ml スピードアップ 96ml/h
開始 240分 累積投与量 216ml スピード維持
開始 270分 累積投与量 250ml 終了
終わるころには熱は元通り、36.7℃となっていた。
点滴開始前、腫れていた喉元の2つのリンパ節はパンパンで、顎と首の境目が
分からないほどになっていた。
特に、リンパ節生検で切り取った方は傷口の腫れも相まって、まるで半割の
ピンポン玉を入れているようだ。
この、首元のリンパ節の腫れがどう変化するか、それがこの化学療法の効果が
現れるのか否かの基準とされる。
さて、効果のほどはいかに?
ところで、ガザイバのリンクをたどるとわかるんだが、この薬は40ml でHow much?
値段は 458,799円。
うっへー!3割負担でも14万円くらい。
入院費、いくらまで積みあがるんだろう。。
おまけ
昨晩、向かいのベッドの家田さんがめっちゃ咳き込んでるなぁ、と感じてた。
今朝は落ち着いていたようだけど、また体調が悪くなったようで、私がガザイバで
上気している最中、別室に移動したようだ。
今日は一人きりの夜、ちょっと寂しい。