悪性リンパ腫の、身もフタもない話

悪性リンパ腫です。→それ、いくら払ったらいいんですか?

2020年10月7日 分子標的薬「ガザイバ」初めての投与

ガザイバ投与まえに

 今日はいよいよ、抗がん剤治療開始。

 分子標的薬「ガザイバ」の投入だ。

 その前に、アレルギーを抑える薬として、ステロイド剤「ソル・メドロール」が投与
 された。

 「ソル・メドロール」¥360

 点滴で30分、その際、ロキソプロフェン錠とネオマレルミン錠を1錠ずつ、服用。

 ロキソプロフェンは炎症や痛みを、ネオマレルミンはかゆみを抑える薬のようだ。

 

 「ロキソプロフェン」¥9.8

「ネオマレルミン錠」¥5.6

 30分で点滴が落ちきったら、いよいよガザイバ。

 初めての抗がん剤

 体がどう反応するのか、ちょっとドキドキ。

 

ガザイバの段階投与

 ガザイバはこちら。

 点滴は、ガザイバ 40ml を生理食塩水 210ml と合わせた 250ml を投与。

 最初はゆっくり、30分ごとに様子を見ながら段階的にペースを上げていくそうだ。

 

 まずは、30分で 6ml (12ml/h)入れるところからスタート。

 

開始 0分

 投与が始まり、ほどなくして顔がほてるような感覚に襲われる。

 体の熱が上がっていくのが分かる。

 と言っても、風邪のような悪寒はなく、ぽーっと上気する感じ。

 気分は悪くない。

 

開始 30分 累積投与量 6ml

 一度目の検温、37.3℃。

 気分は悪くないので倍のスピード、24ml/h に上げる。

 投与するうちに、顔のほてりは収まった。

 体温はそのまま維持してる感じ。

 

開始 60分 累積投与量 18ml

 検温、37.6℃。

 この時の熱が最高で、これ以降は下降していった。

 さらにスピードアップ、36ml/h に。

 

開始 90分 累積投与量 36ml

 さらにスピードアップ、48ml/h に。

 

開始 120分 累積投与量 60ml スピードアップ 60ml/h

開始 150分 累積投与量 90ml スピードアップ 72ml/h

開始 180分 累積投与量 126ml スピードアップ 84ml/h

開始 210分 累積投与量 168ml スピードアップ 96ml/h

開始 240分 累積投与量 216ml スピード維持

開始 270分 累積投与量 250ml 終了

 

 終わるころには熱は元通り、36.7℃となっていた。

 

 点滴開始前、腫れていた喉元の2つのリンパ節はパンパンで、顎と首の境目が
 分からないほどになっていた。

 特に、リンパ節生検で切り取った方は傷口の腫れも相まって、まるで半割の
 ピンポン玉を入れているようだ。

 

 この、首元のリンパ節の腫れがどう変化するか、それがこの化学療法の効果が
 現れるのか否かの基準とされる。

 さて、効果のほどはいかに?

 

 ところで、ガザイバのリンクをたどるとわかるんだが、この薬は40ml でHow much?

 

 

 値段は 458,799円。

 

 うっへー!3割負担でも14万円くらい。

 入院費、いくらまで積みあがるんだろう。。

 

おまけ

 昨晩、向かいのベッドの家田さんがめっちゃ咳き込んでるなぁ、と感じてた。

 今朝は落ち着いていたようだけど、また体調が悪くなったようで、私がガザイバで
 上気している最中、別室に移動したようだ。

 今日は一人きりの夜、ちょっと寂しい。

 

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