悪性リンパ腫の、身もフタもない話

悪性リンパ腫です。→それ、いくら払ったらいいんですか?

本当に突然。突発性難聴、発症。

土曜日の昼下がり

と言っても、この日、10月15日は出勤日。

普通に仕事する中、仕事場の2階から1階に移動している最中、くらっとめまいを覚えた。

『脳の血管、プチっ、とかいかんやろなぁ…』

なんて考えながら、その場はそれで流して終わった。

 

しかし、、自宅に帰ってもなんだか感覚がおかしい。

本当にぽっくり、とかありえないわけでもないので妻に伝えた。

会長 「今日の夕方、~こんなことがあってな、今もなんだか変な感じ」

妻  「で、どうしたらいい?」

会長 「どうもせんでいいけど、覚えといて。もし倒れたらそんな感じやったって伝えて」

 

なんて会話をしてから子供たちと風呂へ。

風呂から出て、右耳に水が入ったのか、閉塞感。

頭をトントントン、と叩くと生温かい水が出た、すっきり。

綿棒で耳かきをしてから就寝。

 

日曜日の午前に気づく

朝起きて、再び耳に何か詰まったような感覚、耳鳴りもする。

起き上がるとめまいが。

いよいよ怪しいので、さらに妻に説明する。

 

会長 「今朝起きたら、~こんな状況でな、今もなんだか変な感じ」

妻  「で、どうしたらいい?」

会長 「どうもせんでいいけど、覚えといて。もし倒れたらそんな感じやったって伝えて」

 

まだ事の重大さに気づいておらず、予定通り家族で外出。

妻の運転する車の助手席に乗り、落ち着いて考えてみた。

 

『もしかして?』

 

ふと思い立ち、左耳に手を当てて押えると、世界の音が消えた。

 

キーン、と言う耳鳴りのみ。

 

会長 「・・・俺、右側聞こえてないわ」

妻  「どういうこと?」

会長 「わからん・・・」

 

車の助手席で調べてみると、鼓膜が破れた時の症状に似ている気がする。

 

会長 「鼓膜が破れたんかもしれんな」

妻  「大丈夫なん?」

会長 「治療したらふさがるみたいやけど、最悪手術かな。。」

 

日曜日だったので、翌朝状況が変わらなかったら病院に行こう、と、この日はのんびり休日を過ごした。

 

月曜日の朝

状況は変わらない。

耳に閉塞感、キーンと言う耳鳴り、そして三半規管の異常か、体を動かすとめまいがする。

 

出社して事情を話し、中抜けして朝一番の病院へ。

 

会長 「お願いします」

医師 「右側が聞こえないんですね。一番、怖いのは突発性難聴です。ちょっと見てみますね」

 

スコープを通じて自分の耳の中を見てみる。

医師はパチッ、パチッ、と手際よく画像を保存していく。

私が見ても、破れてるのかどうか、よくわからない。。

 

医師 「では、聴力検査をしてみましょう、健康診断よりもっと詳しく検査しますから」

 

看護師さんに連れられて厳重な防音室に入室。

正常な左耳から検査して、今度は右耳。

 

会長 「???、どっちの耳から聞こえてるのかわかりません!」

看護師「どちらで感じてもいいので聞こえたと思ったらボタンを押してください」

 

変な感覚。

 

で、結果。

 

医師 「突発性難聴です。」

突発性難聴とは、原因不明で突然耳が聞こえなくなる症状。聞こえなくなった瞬間、それが分かるほど症状が現れるのだそうだ。

原因が分かっているものは突発性難聴に分類されない。

私の場合は朝起きたその時「聞こえていない」とは認識しなかったけど、発症したのは就寝中~起床までの間、と言うことになる。

 

医師 「ごく稀ですが、聴神経腫瘍の場合もあります。」

 

これは、一旦スルーする。

 

処置としては内耳の血流を改善させるためのステロイドを服薬し、改善されるか否かを金曜日の再診で判断する。改善されないか悪化していれば、大きな病院を紹介するとのこと。

 

医師 「大きな病院は県立病院か医大病院の二択なんですが、会長さんの場合は既往症との兼ね合いで、紹介するときは県立病院ですね。」

 

とりあえず、飲む薬が増える。。

 

 

真ん中から左がこれまでの薬。右が突発性難聴の薬。

 

とりあえず様子見。

10月20日(木)現在、耳の閉塞感はましになったが、めまいがひどくなった。

朝、起床時、聞こえるようになった気になるが、それは気のせい。

日中は聞こえていない。

 

金曜日、検査に行ってきます。。

 

 

悪性リンパ腫について、ほかの方が書いたブログへのリンクはこちら(ブログ村

にほんブログ村 病気ブログ 悪性リンパ腫へ